Plainva 0.8.2:保存の信頼性と操作性を改善
日々の作業の切り替わりを支えるリリース
ノートを書き、フォルダー名を変更し、スマートフォンで続きを読む。その間に端末の接続が切れたり、ダウンロードが止まったり、別のウィンドウがまだ保存中だったりすることがあります。Plainva 0.8.2 は、こうした作業の切り替わりに重点を置いています。
0.8.1 以降の多くの変更は、問題が起きるまで気づきにくい動作を改善するものです。一方、すぐにわかる変更もあります。カレンダーをスワイプで移動し、リンクから見出しへ直接ジャンプし、再起動後にモバイルの作業状態へ戻れるようになりました。
転送が完了しなかったとき
ダウンロードの失敗は、ファイルの同期完了を意味しません。サーバーから取得した一覧が不完全でも、すべてのファイルが削除されたとは限りません。また、削除の確認が、その後に現れた変更まで承認してしまうべきではありません。
0.8.2 では、これらの状況をより慎重に扱います。失敗した転送は再試行を待つ状態に残ります。名前の変更が待機中でも、オフラインの編集は保持されます。アプリ内を移動しても、保存処理は元のノートと入力内容の版に結び付いたままです。バックアップは、内容をすべて書き終えてから利用可能になります。
これらは同期と保存に関する具体的な修正です。ご自身のバックアップや、実験的なワークスペース暗号化に今後必要な独立したレビューを置き換えるものではありません。
コメントはノートと一緒に
コメントと提案は 0.8.0 で登場しました。今回のリリースでは日常的な使い勝手を改善しています。通常の保管庫で利用でき、ノートの移動に追従し、初回のコメント時に名前を尋ねることができます。名前がない場合は端末名を使い、自分のコメントには「あなた」と表示します。
フォルダーを共有する端末は、コメントを端末ごとのファイルに書き込むようになりました。提案への判断処理が中断されても再開できます。2 台の端末で判断が食い違った場合は、その相違を確認できます。スマートフォンで提案を採用すると、表示中のエディターも更新されます。
見出しをリンク先に
Issue #92 では、目次からノート内の各セクションへ直接移動したいという要望がありました。
0.8.2 では、[[#プロジェクト計画]]、[[会議#決定事項]]、[計画へ移動](#プロジェクト計画) で移動できます。[[会議# と入力すると、そのノートの見出しが候補として表示されます。バックリンクは参照箇所ごとに表示され、それぞれの正確な位置へ移動できます。
リンクと埋め込みは別の機能です。別のノートの一部のセクションだけを埋め込む機能は、今後の課題です。
何ページもめくらず日付を選択
カレンダーのタイトルを選ぶと、日付選択を開けます。カレンダービュー、データベースのカレンダー、日付フィールドで利用できます。スマートフォンではスワイプ、デスクトップではトラックパッドのジェスチャーで表示期間を切り替えられます。
幅指定のある Obsidian 画像、選択した日付形式で作成するデイリーノート、ノート全体の選択も改善しました。モバイルでは、移動履歴やデータベースの表示状態を記憶します。
デスクトップとモバイルを同時に
0.8.2 はデスクトップ版と公開 Android APK として利用できます。iPhone と iPad では、公開 TestFlight グループから新しいビルドを入手できます。TestFlight では今回のリリースが 1.0(ビルド 107) と表示されます。
複数の端末で保管庫を共有している場合は、すべての端末を更新してください。暗号化ワークスペースと端末のネイティブカレンダーは、引き続き実験的な機能です。